未分類

体育会系から法律の資格・行政書士を取得した

*このページはプロモーションが含まれています。

スポーツで学校や会社に進学・就職が出来た私は、
他の生徒や同僚らからチヤホヤされる存在でしたが、
アスリートとしての人生を終えた途端に、
周囲の私に対する態度が急変しました。

今までは居るだけで良いお飾りでしたが、
これからは他の者と同じように働かなくてはなりませんが、
スポーツ重視で勉強を疎かにしてきた私に任されたのは雑用、

会社の看板を背負ってきた自負がある者は、
プライドの高さから辞職をするのですが、
家庭持ちの場合は家族の生活も掛かっているため、
歯を食いしばってでも辞めるわけにはいきません。

勤務先では営業部に所属、役職こそは係長なのですが、
入社以来営業に関わることは一切せず、
そのため同じ科にはもう1人の係長がおり、
その者は私より年下、

彼にとって私は大会に出てくれていないほうがマシな存在、
職場にいれば何か仕事をさせないといけないため、
私の扱いには苦慮していました。

処遇に困ったその係長が私に
「何か資格をお持ちですか?」、
その質問に周囲がザワツキ、
私は同僚からアホと思われていることにようやく気が付きました。

スポーツだけで進学と就職をしてきた私は、
学歴はあっても中身が伴っておらず、
このままではずっとアホ扱いを受けると思い
同じ境遇の友人に相談をしました。

友人も同じくスポーツ推薦組、
彼は私より早く引退をしており、
仕事で活かせるスキルを身に付けるのに
役立ったのが行政書士の勉強だったそうです。

行政書士は聞いたことがあっても
具体的に何をしているのかが分からず、
帰宅した私はネットで調べると、
仕事以外にも幅広く活かせることを知りました。

平日は仕事があるため、勉強に費やすことが出来るのは休日、
行政書士に関する情報を色々見ていると、
独学でも合格できるレベルに達することは可能とあったため、
とりあえずは自力で勉強をすることにしました。

行政書士は法律家、そのため法律の知識が必要なことは私でも分かり、
その為にはまずは条文を読まなくてはならないのですが、
基本になる民法だけでも1000条以上、
1条の中には更に「項」や「号」もあるため、民法だけでも膨大な条文です。

民法以外にも覚えなくてはならない法律があり、
勉強をしてこず読む習慣がない私は、
条文を読むことさえ面倒と思うようになりました。

ここで諦めたら再び職場で笑い者にされるため、
まずは読むことに慣れるつもりで平日も条文を読むように、
10日もすると読むことは苦痛ではなくなり、
読んでいる時は他ごとを考えないで済むため、
ストレス発散にも役立ちました。

読むだけでは身に付かず、
法律の中身を知って読んだほうが良いのではと思い、
条文の解説書を見ながら勉強をすると、
法律への好奇心が芽生えました。

私を励ました言葉は法治国家、
スポーツの世界では勝負に勝った者が、
営業部では営業成績が良い者が他より優位に立てるのですが、
法治国家においては法律が強い立場にあり、
法の下では誰もが平等、
その法律は民意によって反映されることが分かると、
ニュースを見ることが楽しくなりました。

今までは単に文章を読んで勉強するだけでしたが、
勉強していることがどこで役立つのか

しかし、行政書士の業務は書類の代筆、営業部で働いている私が
行政書士に依頼をすることはあったのか、
これからあるのかを考えた場合、資格を取る重要性は低下してしまいました。

受験勉強をしている人の話を聞くと、行政書士は時間を掛けて取る資格ではない、3ヶ月・6ヶ月、長くても1年で取らなければセンスは無いため、成れたとしても使えないと言われてしまいました。

スポーツでも努力で上達が出来るには限界があり、生まれ持ったセンスがある者に勝つことは容易ではないように、法律を勉強するにはセンスが必要です。

覚える量が多い場合は、まずは試験の過去問をチェックすることから始める、過去問を見れば容易に行政書士を目指そうとは思わなくなります。過去問を見ると、条文のどこを押さえるのか、細かい数字は覚える必要性は低い、条文の関連性などが分かり、効率的な学習が出来るようになります。

通信教育で勉強することも可能ですが、ある程度の法律知識がないと理解が出来ません。

法律は洋服のように時代によってコロコロ変わるものではないため、教材は新品である必要はありません。

行政書士など資格の勉強は、独学でも合格できるレベルに達することは可能ですが、ここで気を付けなくてはならないのが、あくまで合格できるレベルに達するだけで、実際に合格することは容易ではありません。

何度トライをしてもあと数点足りないことはザラ、しかし、合格できるレベルに達していれば、他の資格も合格を狙える域に達しているため、確実に貴方のスキルはアップしています。